校長先生の式辞 [母の徒然日記]
これはぶーが卒業した中学の校長先生が昨日今年の卒業式でお話しされた式辞です
昨年ぶーが卒業した時も、愛がいっぱい籠った式辞だったのでアップしましたが今年の式辞は昨年と全く違う意味で思いがとても籠った式辞だったのでアップしました
一中学校の校長先生の式辞としてではなく、一人の日本人の言葉として読んでいただけたら嬉しいです
さて、3年生の皆さん。
一昨日の予行の際にもお話ししましたが、今日皆さんは、わが国が未曾有の大災害に見舞われている真っ只中で、卒業式を迎えました。
実は、私は※日前、合唱コンクールで皆さんの歌う 「 Jupiter ( ジュピター )」 を聞き届けてから、この式辞で何を語るべきか構想を練り始めました。
しかし、あの日、多くの人の命が、故郷が、思い出が、一瞬のうちに奪い去られてしまったその現実を目の当たりにした時、私は式辞で述べるべきあらゆる言葉を失いました。
あの、あまりにも巨大で、あまりにも非情な天災は、私が皆さんに語ろうとつむぎ始めた言葉までも、瞬時にして瓦礫と化してしまうほどの破壊力を持っていたのです。
ですから、これから私が述べようとしているお話しは、過去を振り返って皆さんとの美しい思い出に浸るのではなく、未来に目を向けて皆さんの前途を祝すものでもありません。
それは、校長の 「 式辞 」 としては、甚だふさわしくないでしょう。
しかし、これから私は、過去でもなく、未来でもなく、今私の目の前にいる皆さんに、今私が一番伝えたいことをお話しします。
3年生だけでなく、1・2年生の皆さんも聞いてください。
ちょうど1週間前の平成23年3月11日。
私たちは、この日を決して忘れてはいけません。
「 東北・関東大震災 」 とも 「 東日本大地震 」 とも称される、人類が未だかつて経験したことのない巨大地震が、わが国を襲った日です。
私たちは、身をもってその揺れの恐ろしさを体感しただけでなく、さらにすさまじい大津波の様子や、原子力発電所の火災・放射能漏れの様子などを、今なおリアルタイムに見続けています。
それだけではありません。
今、この式場には、親御さんが被災地に単身赴任している生徒がいます。
被災地にあるご実家が、津波の被害を受けた先生がいます。
ごく近い身内の方が、被災地で未だに安否不明という先生もいます。
先日行った調査では、被災地に親類縁者がいると答えた人は、全校生徒の約15%に上りました。
つまり、私も皆さんも 「 歴史の生き証人 」 なのです。
国家的な大きな危機のことを、「 国 」 に 「 災難 」 の 「 難 」 と書いて、「 国難 」 といいます。 今わが国は、まさに 「 国難 」 に直面しています。
その国難を乗り越えるために、今、私たちに求められているのは、一人ひとりが、それぞれの立場で何ができるかを考え、それを実行に移すことなのです。
そして、「 歴史の生き証人 」 である私たちは、自分たちがこの国難にどう立ち向かい、あの惨状をどうやって復興させたかを、後世に語り継がなければなりません。
そのとき、それを 「 テレビのこちら側で、自分の身の安全を確保していただけの傍観者 」 として語り継ぐのか、それとも 「 自分にできることを考え、どんなに小さなことでも復興にかかわった当事者 」 として語り継ぐのか … 。
皆さんは当然、後者であるべき存在です。
今かかっているこの曲は、「 Jupiter 」 です。
この曲は、平成16年に発生した新潟県中越地震で被災した方たちにとって、復興のシンボルとも言える曲でした。
災害から立ち上がろうとする人々に勇気を与えたこの曲を、皆さんが心を一つにして歌い、聴く者に深い感動を与えたということ … 。
私はそこに、何か運命的なものを感じるのです。
もし、皆さんたち若い世代が心を一つにして、この未曾有の国難を乗り越えることができたなら、それは単に大災害からの復興だけでなく、わが国をもう一度再生するきっかけにもなるような気がしています。
日本は、戦後豊かな国になる一方で、どこかで進むべき道を間違ってしまったのではないかと思えるようなことが、たくさんあります。
価値観の多様化とか、自由・個性の尊重といった言葉に隠れて、結局は自分のことしか考えない人が増えたように思えるのです。
この国難を乗り越えるには、多くの時間を要することでしょう。
しかし、皆さんが心を一つにすることでいつかそれを成し遂げたなら、政治や経済、教育、福祉など、あらゆる分野でこの国を生まれ変わらせてください。
皆さんなら、きっとできるはずです。
最後になりますが、せっかくの皆さんの門出の日に、校長として 「 お祝いの言葉 」 よりも 「 お願いの言葉 」 を優先させたことを、許してください。
私は、皆さんにとって、あまり良い校長ではなかったかもしれません。 普段から、言葉遣いや身だしなみ、姿勢のことなど、大変口うるさい校長でした。
それだけでなく、最後の最後に、皆さんによい思い出をつくってあげることができませんでした。 地震のためとはいえ、皆さんが楽しみにしていた学年発表会も三送会も、やらせてあげられませんでした。
ただ、それでも、これだけは信じてください。
「 私は、皆さんのことが大好きでした。」
口うるさく注意したり、時には大きな声で叱ったりすることがあっても、皆さんのことをイヤだと思ったことは一度もありません。 それどころか、皆さんの笑顔、元気な挨拶、明るく屈託のない笑い声に、私は何度も勇気づけられ、つま先を前に向ける力をもらうことができました。
ですから、やはり最後は 「 お願い 」 でも 「 お詫び 」 でもなく、私の一番大好きな言葉でお別れします。
3年前、皆さんに出逢えて本当に良かったです。
私に出逢ってくれて 「ありがとうございました。」
私は、この中学校で、皆さんの校長でいられたから、また明日からもつま先を前に向けて、やっていけそうです。
おかげさまで・・ [母の徒然日記]
大地震以来連日テレビでは避難している方々にインタビューしています
その都度"おかげさまで・・・" "ありがたいです" という言葉をよく耳にします
地震以来約1週間 津波から命からがら避難してきて、津波で濡れてしまったままで着替えもしていないのに"おかげさまで、良くしていただいています""おかげさまで今日はおにぎりをいただきました ありがたいです"
明かりもつかない、暗い寒い避難所で1日中グラグラと余震が続く上に、原発の恐怖
想像を絶する環境の中に居るはずなのに、人に感謝する事を忘れない姿に、人として本当に学ぶ事が多いです
どうかどうか少しでも早く温かい食べ物、暖かい部屋、温かいお風呂、きれいな着替えが届きますように。。
私達には祈る事しか出来ないけれど
帰宅困難者(T_T) [高校生活どう?]
昨日の地震は本当に怖かった~~~ (T_T)/
私はその時お友達とファミレスでお喋りをしていました
グラグラ・・・ ん??地震だね
ガタガタ・・・! ゲゲッ!!? 結構大きい
グラグラガタガタガチャガチャガチャ~~~ん!!!!! これはやばいぞ!!
で、ファミレス店員さんが"倒壊の恐れがあるから出てください!!!"
ヒ~~~~~!!!!!!! (>_<)
慌てて外へ出たけれど、怖かったぁ~~~~
直ぐにぶー父とぶーの携帯に電話をしても既に繋がらず・・
ぶー父は都内の会社 木曜日で学年末テストを終えたぶーは昨日からテスト休みで午前中は部活へ行き、お昼にクラスの友達と待ち合わせをして下北沢で遊んでいる筈
急いで自宅へ帰ってテレビを見るとどのチャンネルもとんでもない大地震の映像
既に都内の電車はストップしている様子
都内から我が家までは30キロ近くあるから歩いて帰るのは容易ではないからこれは今日は帰れないな
なんとか連絡がついたけれど、電車は復旧の明日になりそう・・・ ぶー父&ぶー帰宅困難者決定
ぶーは友達5人と学校へ戻って泊る事も出来たのだけど、歩いて20分程の所にある私の義弟が勤めているスポーツジムで一夜を過ごすことに
緊張と気の合う仲間と妙なハイテンションの中過ごした一夜は、ぶーにとって一生忘れる事のない1日になった様で、今日10時頃帰宅したぶーは、地震発生時の様子や一夜の様子をマシンガントークして、その後気が緩んだのか、夜まで爆睡
気が張っていたのだねぇ…
しかし・・・
ぶーから地震後最初に届いたメールには "大丈夫??"
これって私が心配されているって事??
確かに地震の度"あゎゎゎゎ"なんて言っていますからね 私^^;
なんてブログを更新している今も緊急地震速報が流れ"あゎゎゎゎ" やってます。。。私
やる気スイッチ [高校生活どう?]
あの"君のやる気スイッチはどこにあるのだろう…"という塾のCMを見る度に、あぁ・・ぶーのやる気スイッチはどこにあるのだろう・・もしかしたら無いのかしらん??と思ってしまう私
普段学校から帰宅すると、がっつり夕食を食べ、がっつりテレビを見て、とっととお風呂に入りさっさと寝てしまう そんな毎日
絶対勉強なんかしていないよな・・
そして今、学年末テスト1週間前だというのに、ぶーの部屋から聞こえてくるのはガンガンの音楽と気持ちよさそ~に唄っている声と最近ハマっているボイパ(ボイスパーカッション)の声
どう考えてもテスト前の高校生の雰囲気はゼロ
あぁ・・やっぱりぶーにはやる気スイッチはないのかも・・
と思っていたら、ぶーが携帯でみつけた"君のやる気スイッチは何処?"というサイトの結果を教えてくれました
俺のタイプは追いつめられないとやる気スイッチが入らないタイプらしいよ
君…まだ追いつめられていないんだ…
やる気スイッチ入ったらまたご報告させていただきます(T_T)/~~~
進学するのは私じゃないのですが… [高校生活どう?]
昨年の事ですが、高校で3者面談がありました
事前に付属大学の何学部に進学希望か、進路調査書を書く事になり
ようやく高校生活や通学、部活に慣れてきたばかりなのに、もう大学の事・・・って感じのぶーでしたが、とりあえず1番大学で勉強したいな・・と思える学部を書いて提出
一応私にも、この学部がいいかな・・って思っているから と相談と報告がありましたが基本的にはぶー自身が決めておりました
そして三者面談
先生が、ぶー君は○×学部を希望しているのですね? と言って私を見る
私はぶーに、だよね? と確認
ぶーが先生に、はい。。そうです と答える
次に、先生が、この学部は付属校でも人気がある学部なので内申をしっかりとっていないと厳しいですよ と言ってまた、私を見る
で私はぶーに、大丈夫?と再度確認
ぶーが先生に、はい!頑張ります と答える・・・・
三者面談中、このパターンのやり取りがずっと続き最後に、もっと勉強時間を確保してしっかり勉強しないとダメですよ!!と厳しい一言があって終了。。。
先生は何故全ての質問を私に聞かれたのでしょうか・・ねぇ
小学生じゃないし、もう高校生なのだから進路を決めるのは本人自身
・・・なんて思っているのは少数派なのでしょうか